あらすじ

◆概要
ガッチャマンである女子高生・はじめと新メンバーのつばさ、宇宙人のゲルサドラの出会いによって、日本を左右する大きな事件の幕が上がる。

◆おすすめする人
・政治の動きや世論の流れをテーマにした社会風刺が好きな人
・オシャレなオープニングや個性のあるキャラクターが好きな人
・3DCGで描かれた現代版ガッチャマンが繰り広げるアクションシーンが好きな人

◆あらすじ
前作のガッチャマンクラウズから一年、宇宙人のベルク・カッツェが引き起こした立川事件から復興した日本に別の宇宙人がやってくることに。宇宙人の名前はゲルサドラ。人々の思考を吹き出しという形で具現化し、吸収して彼らの総意を理解する力を持つ。可愛い少年の姿に変身した彼をガッチャマンの少女・はじめやその仲間、新メンバーのつばさは快く受け入れることに。
同時期、誰にでも簡単に操れる便利で頼もしい大きな人形のCROUDSをめぐり、日本では反対運動をする人々が続出。赤いCROUDSことVAPEが大きな事件を引き起こし、国民はCROUDSを規制すべきという考えに流され始めてしまう。
ゲルサドラはそれが国民の総意であると理解し、自分の能力を用いて立身出世、人々の意思を一つにまとめるという壮大な考えを実行に移す。はじめやつばさたちガッチャマンは、ゲルサドラとそれに流される国民感情の間で対立し、姿の見えない敵との戦いに挑むことになる。

◆おすすめポイント
キレのある社会風刺で話題になったガッチャマンクラウズの続編。最初は一致団結しているガッチャマンたちが、それぞれの思惑から対立していく過程や、他人の意見に流されてしまう国民、難しい問題を誰かにお任せしてしまう国民性について深く掘り下げていく様は見ていて思わずハラハラしてしまう。
現代日本の社会風刺アニメとしては最高クラスの傑作である。