あらすじ

帝国の圧政によって苦しむ村の少年剣士であるタツミが旅の途中で殺し屋集団の一員・アカメと出会い、そして腐りきった帝国に立ち向かうというダークアクションファンタジーである。ある日、タツミは重税に苦しむ村を救おうと、幼馴染のサヨとイエヤスと共に帝都に向かうのだが、道中に夜盗に襲われ、離れ離れになってしまう。そして、一人で帝都についたタツミだったが、その日のうちにレオーネという女に持っていた金すべてをだまし取られてしまい宿をとることもできず途方に暮れていたところを、貴族の少女・アリアに助けられ護衛として働くことになる。そこで同僚の護衛から、帝都の腐敗、その元凶が子供である皇帝を操る大臣にあることと共に殺し屋集団【ナイトレイド】の存在を知らされる。そんな日の夜、窓の外にナイトレイドが現れる。だが、ふとした時にはアリアの両親は殺されており、せめてアリアだけでも助けようと、急いでアリアのもとに駆けつけるが、直後、アカメとタツミから金をだまし取った女、レオーネが現れる。タツミが「何の罪もない女の子を殺すのか！」と殺すのを止めようとするが、アカメはタツミ諸共アリアを殺そうとする。そこをレオーネが止め、タツミに残酷な真実を突きつける……。このアニメで主に使われている武器は帝具〈ていぐ〉といい、1000年前帝国を作った、始皇帝の命によって作られた48の兵器。この帝具をもっている者同士で戦うと必ずどちらかが死ぬといわれているが、いるが相打ちになるということもある。また、奥の手というのも隠し持っている。この作品は、敵もいい感じに強く、全体を通してテンポ良く進むのでいいとと思う。少しグロいシーンがあるが、キャラも良い。物語自体はシンプルだが見進めていくといろいろ考えさせられる作品になっている。