あらすじ

主人公である安芸倫也が、様々な仲間と加藤恵をメインヒロインのモデルとした同人ゲームを作る青春ラブコメディ。
この作品の特徴は、とにかくぶっ飛んでおり、丸戸史明さんの脚本さながら、容赦ないオタクネタに加え、英梨々と詩羽のパンチの効いた毒のある発言も見どころの一つである。また、安芸倫也の自宅には、見覚えのあるライトノベル、ポスター、フィギュアが飾ってあるところも見どころだ。
「ある春の日、俺は運命と出会った」アルバイト中だった安芸倫也は、坂の上で出会った少女に興味を抱き、ある企画書を作り上げる。それを幼馴染であり18禁同人作家・柏木エリでもある澤村・スペンサー・英梨々に、成績は常に学年トップであり新人ライトノベル作家・霞詩子でもある霞ヶ丘詩羽に見せるも、いずれも協力を得られずにいた。それでも新たな企画書を作り上げて視聴覚室に向かうところにある1人の少女に呼び出される。その名は加藤恵。彼女は「蓮見先生が呼んでるよ」と同時に、「この前ありがとね。春休みの時帽子拾ってくれたじゃん。白いベレーの」と言う。その時倫也は、坂の上の少女が頭の中でよぎると同時に恵を呼び止める。坂の上の少女の正体は名前すらも印象に残らない同じクラスメイトの加藤恵だったのだ。一方倫也に呼び出された英梨々と詩羽は、待ち合わせ場所の視聴覚室で待ちぼうけを食らっていた。これが倫也の同時ゲーム作りの始まりだった。
ちなみに最終回のオチは倫也が英梨々にハリセンで叩かれて終わる。