あらすじ

◆概要
高校受験に失敗し、引きこもりの生活を送っていた宿海 仁太の元に死んだはずの幼馴染本間 芽衣子が現れお願いを叶えて欲しいと告げる。

◆おすすめする人
・ノスタルジーな感覚になれる作品が好きな人
・ドラマチックなアニメ作品が好きな人
・泣きたい人

◆あらすじ
小さいころ仲の良かった宿海 仁太（じんたん）、本間 芽衣子（めんま）、安城 鳴子（あなる）、松雪 集（ゆきあつ）、鶴見 知利子（つるこ）、久川 鉄道（ぽっぽ）たち6人は超平和バスターズというグループを結成し、秘密基地に集まってよく遊んでいた。しかし、突然の事故でめんまが亡くなり5人はそれぞれ後悔や罪の意識を抱え次第に疎遠になっていった。数年が経ち高校受験に失敗し、ひきこもりの生活を送っていたじんたんの元に死んだはずのめんまが成長した姿で現れる。めんまは「お願いを叶えて欲しい」と頼むが、じんたんは幻想だと自分に言い聞かせおざなりに扱う。しかし仲間思いな性分は今も変わっていないじんたんは、なんやかんやでめんまの願いを探り始めるのだった。これをきっかけにそれぞれ別の生活を送っていた6人は再び集まり始め超平和バスターズとしてめんまの願いを叶えようとする。それぞれの思いを抱えながら・・・。

◆おすすめポイント
小さいとき多くの人が経験したであろう、遊び、秘密基地、仲のいい友達、そして友達だけど嫉妬したりライバル心を抱いたり、好きな子に照れ隠しでつい悪口を言ってしまったり。そういったノスタルジーがこの作品ではふんだんに感じられる。EDのsecret base 〜君がくれたもの〜（10 years after Ver.）も丁度本家のZONEが2001年にこの楽曲を発表してから10年経っている。この曲が絶妙なタイミングで入るのだ、歌詞のマッチング具合も相まって涙腺が緩んでしまうのも無理はない。
最終回で皆が本音を吐露するシーンでは、腹の底から自分の気持ちや弱さ、懺悔をあんな風に言い合える友達はやっぱり特別で、どんなに疎遠になっても心のどこかでは繋がっていたんだなと思える。きっと超平和バスターズはずっと仲良しでいられるだろう。