あらすじ

◆概要
タイムマシンを発明してしまった大学生の岡部倫太郎が、残酷な未来を改変するために仲間と共に奔走する。

◆おすすめする人
・原作ゲームが好きな人
・SFが好きな人

◆あらすじ
大学生の岡部倫太郎は発明サークル「未来ガジェット研究所」のリーダーでもあり、幼馴染の椎名まゆり、橋田至と共に日々発明に勤しんでいた。
ある日岡部はまゆりと共に訪れた講義会場にて牧瀬紅莉栖と出会うが、その直後彼女が血だまりの中で倒れているのを目撃する。そのことを橋田にメールで報告した岡部は強烈な眩暈に襲われ、ふと意識を取り戻したころには血まみれの紅莉栖を目撃した建物の屋上に人工衛星らしきものが墜落していた。さらに橋田に送ったメールは一週間前の日付で送信されており、それを境に岡部の記憶と最近の出来事の間に齟齬が生まれ始める。
検証の結果、発明品のひとつがタイムマシンとしての機能を備えていることが判明し、それを介してメールを送ることで「世界線の移動」が発生することが判明する。

◆おすすめポイント
平凡で中二病の大学生が突然SFの世界に巻き込まれてしまい、翻弄されながらも大事な人を救う未来のために奔走する作品。SFとしての世界観の作りこみは勿論、大学生になってもなお中二病の抜けない岡部の言動も見どころの一つである。
その反面で、自分の信じるもの・大切なもののために真っ直ぐ突き進む岡部の辿り着く未来に目が離せない。