あらすじ

◆概要
ジャン＝ピエール・ジュネ監督、女優はオドレイ・トトゥ主演の少しブラックユーモアの効いた、世界的に大ヒットしたフランスのロマンティック・コメディ映画。

◆おすすめする人
・非現実的な映画を観たい人
・２０代の女性の人
・おしゃれな映画を観たい人

◆あらすじ
モンマルトルのカフェで働く22歳のアメリ(オドレイ・トトゥ)は空想の世界で生きる女性。
神経質で過保護な両親に育てられ、幼少期は学校には通わせてもらえず家庭教育で成長する。
医師である父親はアメリとほとんどコミュニケーションをとらず、唯一娘のアメリと接触するのは週に一度の診察だけだった。
しかし、父親と触れ合うことに慣れてないアメリは心臓がドキドキしてしまい、心臓の病気だと勘違いされてしまう。
そして母親は不運な事故で帰らぬ人となってしまう。
そんな環境で育ったアメリは人と関わることが不器用に。
彼女の楽しみといえばクレーム・ブリュレの表面を割る、散歩しながら川で石の水切りなどといった一人遊びだった。
そんなある日、青年ニノと出会う。
この青年ニノも孤独で人のコミュニケーションが苦手だった。
彼にも変わった趣味を持っており、地下鉄の証明写真機で捨てられた写真を収集すること、人の笑い声を録音すること。
アメリはニノに近づこうとするものの、スキンシップがうまくとれずに失敗ばかり。
内気で風変わりな、甘酸っぱいアメリとニノの恋が始まっていく。

◆おすすめポイント
フランス映画ならではのセットと音楽と世界観。
おかっぱヘアーの可愛らしいアメリと、ユニークな登場人物たち。
それぞれの人たちがあまりにも不器用で変わった愛情表現はばかりでもどかしさがあるものの、応援したくなる。
そんな出てくる全てのものが愛おしく、おしゃれな描写で女性の心を鷲掴みする作品である。