あらすじ

◆概要
世界中で大ヒットした、ジョージ・ルーカス監督によるスター・ウォーズサーガの記念すべき第一作目であり、この映画の公開後にSF映画ブームが巻き起こったり、何回も何十回も映画館に足を運ぶ観客が続出するなど、そのヒットは社会現象と言われるまでなった。

◆おすすめする人
SF映画好きの人だけでなく、冒険活劇好きの人、西部劇好きな人など、様々な娯楽映画の要素を内包した、一級の娯楽作品。「隠し砦の三悪人」などの黒澤明監督作に影響を受けていると言われ、日本映画ファンも楽しめる作品になっている。

◆あらすじ
銀河系を武力で制圧しようとする、凶悪なる銀河帝国に反旗を翻した反乱軍は、銀河帝国の究極武器デス・スターの設計図を盗み出すことに成功する。設計図を手にした反乱軍のリーダー・レイア姫は、帝国軍の指揮官ダース・ベイダーに捕まってしまうが、その直前に背設計図をドロイドのR2-D2に託す。R2は相棒のドロイドC-3POと共に、辺境の惑星タトウィーンに向かう。そこで隠遁生活をしている、かつて銀河系の平和のために戦っていた戦士＝ジェダイの騎士オビ＝ワン・ケノービに、反乱軍への協力を要請するためだった。しかしタトウィーンでジャンク屋に捕まってしまったR2とC-3POは、タトウィーンで農家を営む青年ルーク・スカイウィーカーに買い取られる。この青年ルークこそ、オビ＝ワンがタトウィーンでその成長を影から見守っていた、強いフォースの力を持つ、銀河系の運命を握る青年だった。ルークはオビ＝ワンと共に、銀河帝国に立ち向かうため、広大な銀河系へと旅立っていく。

◆おすすめポイント
辺境の惑星で農家を営んでいた青年ルーク・スカイウォーカーが、運命の出会いにより広大な銀河系へと旅立ち、そして銀河系を救うヒーローとなる。この夢物語がまず魅力的であり、そして勝ち気な性格のヒロイン・レイア姫、悪党であるが戦いの経験が豊富で頼りがいのある船長ハン・ソロ、そして神秘的な存在の悪役ダース・ベイダーまで、キャラクターも魅力タップリ。手に汗握る展開と魅力的なキャラクターが織り成す物語は、SF映画の枠を超えて、映画史に名を残す名作となっている。