あらすじ

◆概要
第84回アカデミー賞にノミネートされた、19世紀に性別を偽って男性として働いていたアルバート・ノッブスについて描かれるアイルランド映画。

◆おすすめする人
・19世紀ヨーロッパが好きな人
・切ない物語が観たい人
・レトロなヨーロッパの小物などが好きな人

◆あらすじ
アイルランド・ダブリンのホテルレストランにて住み込みで働いているアルバート・ノッブスは真面目に働いていたこともあり常連客や他のスタッフからの信頼も厚いウェイターだった。若くして両親を亡くしており、集団レイプされるという悲しい経験を持つ【彼女】が生きていくために選んだ結果、性別を偽り【男性】として生きていくことだった。そのために他人と深く関わりを持たずに長いこと過ごしてきていた。
ある日、ある日、ペンキ職人であるペイジがホテルに泊まり込みで訪れ、ペイジもまた本当は女性であるという事実を知る。お互い同じような境遇であることから親しくなったアルバートはペイジが女性と結婚して夫婦として過ごしていることを知る。それを聞いてアルバートもまた同僚であるメイド・ヘレンと結婚してタバコ屋を経営していけたら、と夢見るようになる。
そんな中、アルバートの働くホテルの女主人・ベイカー夫人は別ホテルを解雇されたポーター・ジョーを雇うことを決める。ジョーはしばらくするとヘレンと付き合い始め、アルバートがヘレンに交際を求めていることを知ると金を巻き上げてこいとヘレンに言い放つ。ヘレンはジョーの言う通りにしていたが、罪悪感を次第に抱き始めた頃にジョーの子を妊娠したことが発覚するが…。

◆おすすめポイント
頑張っているアルバート氏のラストに切ない気持ちになるのは間違いないはず。