あらすじ

◆概要
キャサリン・ライアン・ハイドの同タイトルの小説を映画化、思いやりの連鎖を描いたドラマ映画。

◆おすすめする人
・世界には絶望しかないかもしれないと思っている人
・最近いいことがない人
・なにかきっかけがほしい人

◆あらすじ
車を壊されて途方に暮れていた新聞記者のクリスは、ちょうど通りかかった見知らぬ男性から新車のジャガーをプレゼントされ彼が去り際に3人につなぐよう(ペイ・フォワード)にしろという言葉に興味を持ち取材をすることに決めた。
アルコール依存症で家庭内暴力を振るう父・リッキーと同じくアルコール依存症で夜通し働く母・アーリーンを持つ中学生のトレバーは授業で出されてた「世界をよくするには」という課題に「3人に親切をして、その人たちも別の3人に親切する(＝ペイ・フォワード)」を思いつき、自ら実行してみることにする。
なかなかうまくいかずへこみそうになるものの、トレバーの知らないうちに徐々にその輪は広がっており、はじめに助けた薬物中毒のホームレスは更生し、課題を出したシモネット先生と父・リッキーと別れた母・アーリーンはいい仲に。そのころクリスはジャガーをくれた男性に会いに行きどこから広まってきているのかを調査し始めており…。

◆おすすめポイント
変わろうと思えばいつだって変われるのかも、と思わせてくれる映画。ラストが少しショックではあるが、少なくともトレバーは周りの人間の絆や温かさを教えてくれたのではないだろうか。