あらすじ

◆概要
エレン・ペイジの出世作となった作品で、思いがけぬ妊娠をした16歳の少女の葛藤をユーモア混じりに描いたドラマ映画であり、第80回アカデミー賞では脚本賞を受賞した。

◆おすすめする人
・ハートフルな映画が好きな人
・ティーンエイジャーが主役の映画が見たい人
・映画から元気や希望をもらいたい人

◆あらすじ
ジュノは16歳の少し個性的な女の子で、友人のポーリーと合意の上で初体験をした後に、自分が妊娠してしまったことに気が付く。ジュースをたくさん飲み、ジュノは妊娠検査薬で3回も自分の妊娠を確かめたが、結果は全てが陽性だった。親友のリアに冗談交じりで相談し、あまり困っていない素振りを見せていたジュノだったが、産むのは不可能だと考え、中絶するために相談センターへ行く。しかし、そこの受付スタッフや病院の臭いに不快さを感じ、中絶をすることを断念する。
赤ちゃんを産むことを決意したジュノは、両親に妊娠の事実を打ち明け、ジュノの赤ちゃんを養子としてもらい受けてくれる夫婦の家を訪れる。そこで出会ったのは、少し神経質だが子供好きで優しい妻ヴァネッサと、穏やかで音楽と映画を愛する夫マークだった。ジュノはフレンドリーな態度で彼らに接し、全てが順調に進むと感じて日々を過ごしていたが、周囲の視線や人間関係の変化により、大きな悩みを抱えていく･･･。

◆おすすめポイント
ジュノの母親であるブレンダは彼女と血の繋がりはないが、継母だからといってジュノに厳しすぎるわけでも甘すぎるわけでもなく、彼女と良い関係を築いている。ジュノが頑張れたのは両親や友人との関係が良好だったからであり、彼女達の関係性を見ていると微笑ましい気分となる。