あらすじ

◆概要
ヴィンチェンゾ・ナタリ監督が贈るSFファンタジー映画で、科学技術の発達により、新種の生物を生み出した科学者二人が、その生物の存在について葛藤を繰り返すストーリーである。

◆おすすめする人
・未知の生物に興味がある人
・SF映画が好きな人
・禁断の実験に惹かれる人

◆あらすじ
遺伝子研究を行う科学者兼恋人同士であるクライヴとエルサは、研究所で新たな生物を誕生させた。その生物は顔も手足もない全く新しい生物で、オスには「フレッド」、メスには「ジンジャー」という名前が付けられた。2人はニューステッド製薬に赴き、このまま順調に研究が進めば人間の様々な疾患が治せると、会社の重役に説明するが、無謀だと否定されてしまう。
それでも二人は秘密裏に実験を続け、ついに新種の生物と人間のDNAを結合することに成功する。二人が発育機で育てたその生物は急速に成長し、胎内から出て来ると二本足でジャンプをしたり、二人を威嚇したりと、活発に動き回っていた。一度はガスで殺そうとしたが、エルサがそれを拒み、クライヴも「ドレン」と名付けられたその生物を育てることを決める･･･。

◆おすすめポイント
新種の生物がただ単に大暴れするパニック映画ではなく、その生物の存在意義や、親となる科学者の心情に強くクローズアップしたドラマ性のある作品である。