あらすじ

◆概要
人気アメコミ、「バットマン」をヒットメーカー、クリストファー・ノーラン監督、名優クリスチャン・ベイル主演で映画化した第二弾、ゴッサムシティの影の守護者となったバットマンの新たな戦いを描く

◆こんな人におすすめ
・アメコミ好きな人
・重厚な人間ドラマが好きな人

◆あらすじ
ゴッサムシティにバットマンが姿を現して数年、世間ではバットマンを受け入れ歓迎する者、自らもバットマンの真似をして活動する自警団のような活動を行う者、正体が分からず、法的効力を持たないバットマンを準犯罪者と疑問視する者、さまざまな意見が上がりながらもゴッサムシティにバットマンは浸透していった。
バットマンが裏の顔となりつつ中、地方検事のハービー・デントのゴッサム市警のジム・ゴードンは犯罪組織をなくすため日々活動しバットマン、ゴードン、デントの三人によりゴッサムシティは新たな秩序が気づかれていた。
そんな中、道化師のマスクをかぶった一団がゴッサムシティ銀行を襲撃、役割を終えた襲撃者を別の襲撃者を殺害、最後に残った一人が銀行に預けられていたマフィアの金を盗むという奇妙な事件が起きていた。
そんななか、ブルース・ウェイン＝バットマンは日々輝かしい実績を築きゴッサムの平和に貢献するデントに感銘を受け、彼のキャリアをサポートする一方、法により悪を裁くデントこそゴッサムに求められるヒーローだと感じ、バットマンの引退を考えていた。
そのころ、ゴッサムで活動するマフィア達は自分たちの金が奪われたことで緊急の会議を行っていた。その場に銀行から金を盗んだ男が現れる。男はジョーカーと名乗りバットマンが法に縛られていないためマフィア達に逃げ場が無いことを告げ、自身が盗んだ金の半分を戻すことを条件にバットマンを殺すことを提案する。しかし、ジョーカーの態度に腹を立てたマフィアの重役、ギャンボルはジョーカーに懸賞金をかけるがジョーカーに殺害され、彼の組織をジョーカーが引き継いだ。最終的にジョーカーの提案を受け入れる。
しかし、バットマンはマフィアの会計士、ラウを拘束し聞き出した情報により次々とマフィアのメンバーを逮捕されるとジョーカーはバットマンの仮装をした男を殺害、ビルから宙刷りにしテレビを通じ、バットマンが正体を明かさない限り一般市民を殺害すると告げる。その後、警察本部長、裁判官、デントの殺害を示唆し、警察本部長、裁判官の殺害を実行。ブルースのパーティに招かれたデントを殺害しようと忍び込んだジョーカーだったが、バットマンとなったブルースに妨害される。その後警察本部長の争葬儀に参列したゴッサム市長を殺害しようとするが居合わせたゴードンが阻止、同時にゴードンが犠牲となった。これ以上の犠牲者を出さないために正体を明かすことを決意したブルースはデントの会見の中で正体を公表することを決めたが、デントはジョーカーを倒すことが出来るのはバットマンだけだと判断し自分こそがバットマンであると公表した。警察に連行されるデントをジョーカーが襲撃するが駆けつけたバットマンと死を偽装し秘密裏に活動していたゴードンに逮捕される。
こうして、一連の事件が解決したように思えたが、ジョーカーの供述によりデントとブルースの幼馴染であり想いを寄せていたレイチェルの身柄を拘束し別々の場所で処刑しようとしていた。これを知ったバットマンはデントの救出をゴードンに託し、レイチェルの元へ向かうのだった。

◆おすすめポイント
アメコミ屈指の人気ヒーローバットマンを描いた作品であるが現在社会にも通じる善と悪の定義を問いかけるようなテーマを持っておりそこで織り成される重厚な人間ドラマが見どころ。他のヒーロー作品に比べアクションシーンが控えめだが、ＣＧ、ＶＦＸに頼らないダイナミックな映像は必見。